Cー1 おしゃべりなたまごやき
図書館で借りた本に、表題を含め9話あったので全部よんでみた。
印象は「児童書版パタリロ!」です。
- 狡猾に家来を騙すけれども、最後は悪事が全部バレる
- すぐ投獄する恐怖政治を行うが、家来がひるまない
- 王様になぞの能力がある
- 話の作りが落語っぽい
本の冒頭に、
「わっ!
きみに そっくり
ぼくも そっくり
王さまに そっくり」
とあるので、おそらく「王さま=自分、家来=親」と想定し、
信頼関係や保護を獲得した絶対的安心安全な環境で、可能な限り奔放に過ごせる「理想の子供生活」を書いたものだと思った。
また大人の目線で読んでも、王さまの年齢はおそらく中年以降*にも拘らず、大臣や家来の指摘を素直に受け止めててえらい。なかなか出来ることじゃないよね。
*老眼、物忘れの描写がある
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読んだ本のリスト
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